こんにちは、元熱帯魚ショップ店員のたまおです。
今回は水槽で飼育できるおすすめの水棲生物を紹介します。
- 水槽で飼育できる魚以外の生き物
- それぞれの飼育難易度
- 金額や寿命などの特徴について
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【はじめに】水槽では魚以外も飼育できる
「水槽」といえば水を溜めてメダカ・金魚・熱帯魚を飼育するイメージがあると思います。
確かにその利用方法が主流ではありますが、水槽は魚以外にも爬虫類や両生類などたくさんの生き物を飼育するにも便利な道具です。
そのため、「ペットを飼いたいけど水漏れが心配だから魚の飼育はしたくない」や「魚の飼育には興味がない」と考えている人に水槽で育成できる生き物は非常におすすめです。
そんな方向けにこの記事では魚以外の水槽で飼育できる水棲生物をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
今回は水辺に生息する「水棲生物」にしぼってご紹介します!
水槽で飼育できる水棲生物10選
- ザリガニ
- アカハライモリ
- サワガニ
- ウーパールーパー
- ヤドカリ
- 淡水エビ(ビーシュリンプなど)
- カエル
- サンゴ&イソギンチャク
- クラゲ
飼育難易度や飼育環境などについてそれぞれ解説していきます!
ザリガニ
体長 | 最大15cm程度 |
値段 | 100円〜1,000円 |
飼育難易度 | やさしい |
飼育に必要な水槽 | 30cm水槽 |
ザリガニは日本各地に生息しており、河川や田などで皆さんも一回は見たことがあると思います。
そんなザリガニですが、赤色だけでなく青色や白色・オレンジ色などカラーバリエーションが豊富で、ペットとして人気があります。
また、飼育難易度が低いことや飼育にお金がかからないことから気軽に飼育できることも特徴です。
たまお
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動画でザリガニを確認
アカハライモリ
体長 | 10cm程度 |
値段 | 300円〜 |
飼育難易度 | やさしい |
飼育に必要な水槽 | 40cm水槽 |
アカハライモリは日本全国の水のきれいな河川・田・池などの水の流れが緩やかな場所で生活しており、たまに陸上でも見かけることができます。
名前の通りお腹に赤い模様があり、一匹一匹この模様が異なるという特徴があることから見た目を非常に楽しむことができます。
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動画でイモリを確認
カメ
体長 | 30cm程度 |
値段 | 500円〜 |
飼育難易度 | やさしい |
飼育に必要な水槽 | 60cm水槽(衣装ケースなどでも可) |
カメは爬虫類に分類され、そのおっとりとした動きや甲羅模様の美しさから身近で人気なペットで、人間にも慣れます。
あまり知られていませんが、カメは日光浴が必要な生き物で、室内で飼育する場合は「外線ライト」が必要になります。この日光浴する姿がなんとも可愛らしいので、是非みなさんに直接見ていただきたいですね。
有名な話ですが、カメは30年以上生きるとされています。最後まで責任を持って飼育しましょう。
動画でカメを確認
カニ(淡水&海水)
体長 | 2cm〜10cm程度 |
値段 | 500円〜 |
飼育難易度 | ふつう |
飼育に必要な水槽 | 30cm水槽 |
カニには食用のような大きい種類だけでなく、手のひらサイズの可愛らしい種類も多くおり、身近なところではサワガニなんかが小型で可愛らしいですよね。
また、カニの中には鮮やかな紫色や赤色の模様を持つものもおり、意外と美しい姿を見せてくれるので、近年人気が高まっています。
飼育難易度は容易な種類が多く、特に淡水のカニは初心者でも比較的簡単に飼育することができます。
臆病な性格が多いので、水槽に慣れるまでは中々姿を見せてくれないことが難点!
動画でカニを確認
ウーパールーパー
体長 | 最大25cm程度 |
値段 | 500円〜 |
飼育難易度 | ふつう |
飼育に必要な水槽 | 45cm水槽 |
ウーパールーパーはサンショウウオやイモリと同様に両生類に分類される生き物で、その独特な姿もあいまって、日本でブームが巻き起こったこともあります。
多くのペットショップやホームセンターで取り扱いがあることや、安価で販売されていることから入手がしやすく、初めて飼育する両生類として適しています。
体調が25cmまで大きくなることや寿命が長いことから、家族の一員として長く暮らしていけることも魅力の一つです。
小さすぎると病気にかかりやすかったり、水温の変化で体調を崩してしまいやすく飼育が少し難しいです。
たまお
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ヤドカリ
体長 | 5cm程度 |
値段 | 300円〜 |
飼育難易度 | ふつう |
飼育に必要な水槽 | 20cm水槽 |
ヤドカリはご存知の通り貝殻を背負って生活する甲殻類で、海辺でみなさんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ヤドカリは水中または陸上で生活するもの、小型または大型なものなど種類が多く、みなさんの生活環境に合わせた種類を飼育することができます。
安価で飼育しやすく、飼育に必要な機材も少ないことから近年ペットとして人気が高まっており、ホームセンターなどでも購入できるようになりました。
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淡水エビ(ビーシュリンプなど)
体長 | 3cm程度 |
値段 | 100円〜 |
飼育難易度 | ふつう |
飼育に必要な水槽 | 20cm水槽 |
一口に淡水エビといっても3cm程度の小型なものから、10cm程度の中型のものまで様々です。
淡水エビは非常に鮮やかな色をもつ種類が多く、非常にコレクション性が高いことから古くから人気で、特に「レッドビーシュリンプ」というエビは一時期ブームにもなりました。
鮮やかな淡水エビはそのまま飼育するだけでも十分美しいですが、水草と一緒に飼育することでより美しさに磨きがかかりますので、ぜひ水草と一緒に飼育してみてください。
初心者でも繁殖ができる種類も多くいますので、繁殖を楽しむこともできます!
たまお
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カエル
体長 | 3cm〜10cm程度 |
値段 | 1,000円〜 |
飼育難易度 | むずかしい |
飼育に必要な水槽 | 60cm水槽 |
カエルは好き嫌いがかなり分かれる生き物ですが、美しい色や独特な姿形から常に一定の人気があります。
スタイリッシュな体型や丸みのある体型をしているなど姿形が様々なので、自分好みのカエルを探し出すことができます。
カエルは迫力のある食事をする種類が多く、エサを与える楽しさは他のペットには味わえない独特なものがあります。
しかし、虫やマウスなどの生き餌しか食べないので、これらが苦手な人は飼育を避けた方がいいでしょう。
動画でカエルを確認
サンゴ&イソギンチャク
体長 | 30cm程度 |
値段 | 1,500円〜 |
飼育難易度 | むずかしい |
飼育に必要な水槽 | 60cm水槽 |
サンゴやイソギンチャクは沖縄や南国などの海に生息し、その美しい姿から海の宝石とも言われます。
そんなサンゴやイソギンチャクですが、家庭で飼育できることはあまり知られおらず、まだまだペットとしての認知度は低いです。
動き回らない(厳密には動きますが)ことからペットというよりも、観葉植物のようにお部屋のインテリアとしての一面が強いですが、水の中をゆらゆら揺れるその美しい姿をいつでも見ることができるので、非常に人間を癒してくれます。
海水に棲むため管理が大変な面もありますが、労力以上の価値があります。
たまお
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クラゲ
体長 | 15cm〜20cm程度 |
値段 | 1,500円〜 |
飼育難易度 | むずかしい |
飼育に必要な水槽 | 専用の丸型水槽 |
クラゲは近年自宅でも飼育できるようになった比較的新しいペットで、水流に揺られながら泳ぐ姿は日々の疲れを癒してくれます。
クラゲは普通の四角い水槽でも飼育可能ですが、クラゲ専用の水槽を使用した方が水流管理などが楽なため飼育が簡単になります。
また、最近ではインテリアとして楽しむための「人工クラゲ」も登場しており、これらを水槽に入れて楽しむ人も増えています。
たまお
動画でクラゲを確認
【まとめ】最後まで面倒が見れるペットを選ぼう!
今回は水槽で飼育できる魚以外の水棲生物をご紹介しました。
紹介した中で特におすすめなのが「淡水エビ」と「ヤドカリ」で、どちらも小さいスペースで飼育可能であることや安価なことから、初心者向けの水棲生物です。
繁殖を楽しみたい方、インテリアのような綺麗な姿を楽しみたい方いろいろな目的があると思いますが、この記事が参考になれば幸いです。
一番大事なことは「飼いたい」と思った生き物を最後まで面倒を見ることです。
今回紹介したような珍しい生き物は衝動買いしがちですが、一旦立ち止まって最後まで面倒を見てあげられるか確認しましょう。
今回はそれぞれ10種類についての特徴を簡単に解説しましたが、飼育前は必ず詳しく飼育方法をしらべるようにしましょう!