こんにちは、元熱帯魚ショップ店員のたまおです。
今回はGEXから発売されているAQUA-U(アクアユー)を購入したので、詳しく解説していきます。
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AQUA-Uはどんな水槽?⇨スマートな水槽です
AQUA-UはGEXから販売されている水槽で、Amazonや楽天では13,500円で販売されています。
この水槽の最も大きな特徴は、写真の通り左側の白いタワーです。
このタワーの中に水槽に必要な器具(濾過材やヒーター、水温計など)を入れることで、本体の水槽内をすっきり見せることができます。
たまお
確認しておくべき仕様
大きさ
- ろ過層を含む全体の大きさは【幅32.5cm・奥行き18.5cm・高さ26cm】
- ろ過層を除く全体の大きさは【幅18cm・奥行き18cm・高さ23cm】
水量
- ろ過層を含む全体水量は【約9L】
- ろ過層を除く水槽のみの水量は【約7.4L】
重量
- 水を入れた時の重さは【約12.5kg】
- 水を入れていない時の重さは【約3.5kg】
AQUA-Uのメリット・デメリット
メリット
AQUA-Uは隣のタワーに必要な器具(濾過材やヒーター、水温計など)を収納できるので、熱帯魚を飼育する水槽内がめちゃめちゃスッキリします。
さらにタワー内に追加でろ材をいれるスペースがあるので、さらに濾過能力を高めることも可能です。
しかし、AQUA-Uに使われているガラスは透明度が高いため、水槽が明るく綺麗に見えます。
また、排水口も水中にあるため、水の音もしません。(水が跳ねる「ピチャピチャ」という音)
そのため二酸化炭素を栄養とする水草の育成に適した水槽を作ることができます。
付属のライトも水草育成を考えられたもので、別でライトを購入する必要もありません。
アクアテラリウムは使用できるフィルターが限られることから、一般的には難易度が高いですが、AQUA-Uでは簡単に始めることができます。
しかし、水槽に必要な「フィルター」と「ライト」がセットになっていることや、タワーの中に必要器具や追加の濾過材を入れることができるという、唯一無二の特徴があることからコスパは良いです。
デメリット
基本的には小型の熱帯魚や、あまり泳がない中型の熱帯魚が飼育可能です。
基本的には2ミリ以下の底砂は敷けないと考えてください。
水槽の周りに余計なモノを目立たせたくない方にはおすすめできません。
簡単に組み立てができるので迷うことはありませんが、組み立ての必要のない普通の水槽と比べると、若干手間に感じてしまいます。
AQUA-Uをおすすめできる人
上記で紹介した特徴からAQUA-Uをおすすめできる人は以下の通りです。
- 手軽に熱帯魚飼育を始めたい初心者
- 水槽内に器具を目立たせたくない人
- 小型水槽で水草飼育をしたい人
- 自分で水槽機材を揃えられない人
AQUA-Uで飼育できる生体とその数【例】
ベタ
美しいヒレを持つベタは、弱い水流を好み、あまり泳ぎ回らないためAQUA-Uに最適な熱帯魚です。
オスの場合は単独飼育(1匹だけの飼育)が必須です。
小型グラミー
グラミーは弱い水流を好み、あまり泳ぎ回らないためAQUA-Uに最適な熱帯魚です。
グッピーなどの定番小型熱帯魚
小型熱帯魚とは最大4cm程度の熱帯魚のことを指し、これらの熱帯魚は基本的にどんな水槽でも飼育可能です。
AQUA-Uであれば8匹程度飼育可能です。
アベニーパファー
淡水で飼育できる世界最小のフグで、根強い人気を誇り、入手も容易です。
ただし気性が荒いので、飼育数は1匹または3匹にしましょう。(2匹だと集中して攻撃されるため)
メダカ
日本原産のメダカは非常に丈夫で、ヒーターなしでも飼育できます。
小型熱帯魚と同様に、どんな水槽でも飼育可能でAQUA-Uであれば10匹程度の飼育可能です。
小型金魚
金魚は非常に丈夫で、ヒーターなしでも飼育できます。
ただし水を汚しやすく大きくなる品種が多いので、小型金魚1匹だけの飼育に留めましょう。
サワガニ
サワガニの飼育には水だけでなく陸地も必要になりますが、AQUA-Uは陸地のある水槽を作ることが可能です。(アクアテラリウム)
そのためサワガニの飼育も1匹であれば可能です。
【まとめ】自分で器具を揃えるのが難しい人におすすめ
熱帯魚を飼育する際は、水槽の他にもフィルターやヒーターなどの器具を揃えなくてはならず、初心者の方は水槽器具の選択に迷いがちです。
AQUA-Uではこれ一つで照明器具・ろ過フィルターなどの必要器具が揃っているので、あれこれ水槽器具を揃える・迷う必要がありません。
それだけでなく、ヒーターなどの器具が水槽内で目立たないため、スマートな水槽を作ることができます。
たまお
今回は、いじょう。