【大磯砂がおすすめ!】初心者におすすめの水槽の砂利・底砂13選

初心者におすすめの砂利13選

たまお
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こんにちは、元熱帯魚ショップ店員のたまおです。
今回は初心者におすすめの砂利とその種類についてお話ししていきます。

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【はじめに】砂利・底砂は熱帯魚を長生きさせる!

長寿を好む

水槽を準備するにあたって、砂利(底砂)を敷く意味・目的は何でしょうか?
それは「熱帯魚を長生きさせるため」です。

そのため、このサイトでは熱帯魚を飼育する際は砂利(底砂)を敷くことをおすすめしております。

しかし、砂利(底砂)の種類は非常に多く初心者の方を迷わせてしまいます。

この記事では初心者向けの砂利(底砂)を紹介しておりますので、是非最後までご覧ください。

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砂利を敷く詳しいメリット・デメリットはこちらの記事で紹介しておりますので、ご覧ください。


おすすめの砂利(底砂)13種

13選
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おすすめの砂利・底砂は以下の通り!
詳しい説明は後ほど説明します!

  • 大磯砂(川底の色)
  • 金魚の砂利(白が基本の混合色)
  • 田砂(砂浜の色)
  • ホワイトスイング (自然な白色)
  • ガーネットサンド(濃い赤茶色)
  • 黒く輝く極細砂(光沢のある黒色)
  • 麦飯石(薄い赤茶色)
  • 水草一番サンド(黒色)
  • プラチナソイル スーパーパウダー (黒色)
  • ホワイトストーン(純白色)
  • ベストサンド(クリーム色)
  • 超高機能性活性底床材 ブルカミア(暗い茶色)
  • 星の砂(貝殻色)

大磯砂(川底の色)

大磯砂

【特 徴】
安価
半永久的に使える
落ち着いた自然な見た目になる
メンテナンスがしやすい
水質がアルカリ性になるかも
水草水槽には向かない

画像出典:amazon(水作)


大磯砂(おおいそすな)は「磯」と名のつく通り、海沿いで採取された砂利です。

黒色・茶色・紺色・灰色と一粒一粒色合いが異なっており、水槽に入れることで渓流の川底のような爽やかな見た目にしてくれます。

また、落ち着いた色合いなので鮮やかな熱帯魚を引き立ててくれます。

海沿いで採取されているため、貝殻が混ざっていることがあり、水質を若干アルカリ性へ傾けてしまいますが、そこまで気にしなくても問題ありません。

MEMO
砂利(底砂)に迷ったらこの大磯砂を選んでおけば失敗することはありません。

GEX 金魚の砂利(白を基本とした混合色)

金魚の砂利

【特 徴】
安価
半永久的に使える
明るい自然な見た目になる
メンテナンスがしやすい
定期的に洗わないと汚れが目立つ
水草水槽には向かない

画像出典:amazon(GEX)


上記の大磯砂と機能的にはほとんど変わりませんが、大磯砂と異なり全体的に白色なので、水槽内を明るく見せてくれます。

この砂利(底砂)は金魚との相性が良いだけでなく、中型魚以上の熱帯魚とも相性も良いです。
ただし、小型の熱帯魚を飼育する場合は色褪せて見えてしまう場合があります。

注意
白色の砂利は苔が着くと汚く見えてしまうので、明るい見た目を維持したい場合は定期的な洗浄が必須です。

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金魚を飼育する場合は王道な水槽が出来上がるので、一番おすすめ!

エイエフジャパン 田砂(砂浜の色)

田砂

【特 徴】
底面に住む魚に適している
半永久的に使える
目立たない自然な色
水質を変化させない
糞や汚れが舞い上がりやすい
水草育成に向かない
底面フィルターが使えない
若干高価

画像出典:amazon(エイエフジャパン)


田砂とは名前の通り、田んぼから取り出した「砂」です。

海の砂浜のように一粒一粒が非常に細かく、サラサラした砂利(底砂)で、コリドラスやドジョウ、一部のフグなど砂に潜る習性がある熱帯魚に非常に適しています

ただし、栄養を保持していないため水草育成に向かないことや、糞や汚れが砂の中に入り込まないため、表面にこれらの汚れが溜まり舞い上がりやすいです。

注意
熱帯魚を多く飼育するなど、糞が多くなるとすぐにフィルターが詰まってしまい、水量が落ちてしまいますので定期的な掃除を心がけてください。

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水草は可能だけど、難易度が高いから水草を育成したい初心者は避けた方が無難!

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 エイエフジャパン 田砂 3kg

ホワイトスイング オーストラリアの砂(自然な白色)

白い砂

【特 徴】
底面に住む魚に適している
半永久的に使える
本当に真っ白
水質を変化させない
糞や汚れが非常に目立つ
水草育成に向かない
底面フィルターが使えない

画像出典:amazon(ストーンディーラーシンセー)


非常に細かい砂で、水に中に入れるとまるで砂と泥の中間のような肌触りになる砂利(底砂)です。

田砂と同様に細かい砂を好む熱帯魚に適しており、水草育成には向きません。

この砂利(底砂)は粒が細かすぎるため、フィルターの中に砂が入り込みやすく、フィルターの故障の要因になってしまいます。

また、色が真っ白なため糞や汚れが非常に目立ってしまいます。

注意
このようにこの「ホワイトスイング」は維持・管理に手間がかかるので、注意が必要な砂利(底砂)になります。

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逆にしっかりとした維持・管理ができれば非常に綺麗で魅力的な砂利(底砂)です!

ガーネットサンド(濃い赤茶色)

ガーネットサンド

【特 徴】
地味な色の魚を引き立てる
半永久的に使える
水質を変化させない
水草育成に向かない
糞や汚れが舞い上がりやすい
若干高価

画像出典:楽天(charm)


ガーネットサンドとは名前の通り、宝石の「ガーネット」を使用した砂で、ガラスのような光沢のある赤茶色が特徴的です。

田砂よりも重量があることと、色が赤茶色である点以外は田砂と同様の特徴です。

色が赤茶色なので地味な色合いの熱帯魚との相性が良く、特に「ポリプテルス」などの古代魚と組み合わせることで重厚感のある渋い水槽に仕上げてくれます。

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比重が重いのでプロホースなどで掃除がしやすい!

GEX 黒く輝く極細砂(光沢のある黒色)

黒く輝く極細砂

【特 徴】
水草や熱帯魚を引き立てる
半永久的に使える
水質を変化させない
糞などの汚れが目立たない
水草育成に向かない
粒が尖っている

画像出典:amazon(GEX)


ガラスのような光沢のある漆黒の色が特徴的な砂利(底砂)です。

名前の通りメダカ向けに開発された砂利(底砂)ですが、他の魚(熱帯魚や金魚)で使用しても問題ありません。

かなり黒い砂利(底砂)なため、白色や鮮やかな色合いの熱帯魚を引き立ててくれます。
また、白い砂利(底砂)と組み合わせることで、メリハリのあるレイアウトも作れます。

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ソイル以外で黒色の砂利(底砂)は案外少ないので、ソイルを使いたくない人に人気です。

GEX 麦飯石(薄い赤茶色)

麦飯石

【特 徴】
安価
水をキレイにする
ミネラルを提供する
糞などの汚れが目立たない
定期的な交換が必要
良い成分も悪い成分も吸収する

画像出典:amazon(GEX)


麦飯石はその色合いが「麦飯」に似ていることから名付けられた、火成岩の一種です。

水中の濁りや匂いの素を吸収したり、水質浄化能力を持つバクテリアが繁殖しやすい構造をしていることから水をキレイにする能力に優れていることが大きな特徴です。

そのほかにもミネラルを水中に提供するので、熱帯魚や貝やエビの成長や健康を促進します。

一方で、時間が経過すると吸収した物質を放出するという特徴があるので、吸収能力を維持するためには定期的な交換が必須です。
半年を交換目安にしてください。

注意
熱帯魚用の薬の効果も吸収してしまうので、使用する際は注意しよう。

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これらの特徴から、砂利(底砂)としてではなく、ろ材として使用することもおすすめです。

GEX 水草一番サンド(黒色)

水草一番サンド

【特 徴】
水草育成に最適
糞などの汚れが目立たない
濁りを吸収してくれる
粒が崩れにくい
定期的な交換が必要
掃除ができない

画像出典:amazon(GEX)


水草一番サンドは土を焼き固めて作られた「ソイル」と分類される砂利(底砂)で、水草育成に適していることが大きな特徴です。

他のソイルよりも黒色が濃いため、水草の鮮やかな緑を引き立ててくれます。

また、他のソイルよりも一粒一粒が固いため、扱いやすいのも初心者には嬉しい特徴です。

注意
ソイルは1年に1回を目安とした定期的な交換が必要となるため、交換の手間やランニングコストがかかることがデメリットとなります。

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水草一番サンドは他のソイルよりも一粒一粒が固いから、水草が少なければ2年近く使える場合もあるよ!

プラチナソイル スーパーパウダー (黒色)

プラチナソイル

【特 徴】
安い
水草育成に最適
水草が根を張りやすい
有害物質を吸着する
粒が崩れやすい
定期的な交換が必要

画像出典:amazon(JUN)


このプラチナソイルは土を焼き固めて作られた「ソイル」と分類される砂利(底砂)で、水草育成に適しているだけでなく有害物質を吸着してくれるため、水をキレイにしてくれるという特徴があります。

粒が細かいので、小さな水草や細かい水草も根が張りやすいので、育成に向いています。

注意
ソイルは1年に1回を目安とした定期的な交換が必要となるため、交換の手間やランニングコストがかかることがデメリットとなります。

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このプラチナソイルは粒が崩れやすいので、丁寧に扱わないとすぐに交換しなければいけなくなるので注意が必要です。

ホワイトストーン(純白色)

ホワイトストーン

【特 徴】
半永久的に使える
自然な白色
安価
水質が若干弱アルカリ性になる
水草育成に向かない
汚れがつくと目立つ

画像出典:楽天(charm)


名前の通り白色の砂利で、他の黒色の砂利と組み合わせることでメリハリや奥行きを出すことができます。

粒の大きさが5ミリ前後となり若干大きいので、隙間に糞などの汚れが入り込み舞い上がるのを防いでくれます。

MEMO
重量もあるので水流などでレイアウトが崩れにくく、使い勝手がいいです。

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海水魚や淡水フグなどのアルカリ性を好む熱帯魚におすすめ!

GEX ベストサンド(クリーム色)

ベストサンド

【特 徴】
水換え回数を減らせる
臭いを抑える
コケは生える
良い成分も悪い成分も吸収する
1年ごとの交換が必要

画像出典:amazon(GEX)


この商品は「ゼオライト」という鉱物でできており、脱臭効果や水質浄化効果があります。

そのため水換えや掃除の頻度を減らすことができ、他の砂利(底砂)と比べて手間がかかりにくいです。

パッケージに「苔を抑える」と記載がありますが、コケは確実に生えますので、その点は十分に注意してください。(普通よりも生えにくい程度)

注意
この砂利(底砂)の脱臭効果や水質浄化効果は1年程度で消失するので、性能を維持したいのであれば交換が必要です

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ゼオライトは塩水に漬け込むことで吸収効果が復活するけど、手間や残留塩を考えると交換した方が安心・簡単!

超高機能性活性底床材 ブルカミア(暗い茶色)

ブルカミア

【特 徴】
水換えが1〜2年不要
高い透明度を維持できる
すぐに熱帯魚を飼える
高い
必要量が多い
底面フィルターの使用が推奨されている

画像出典:amazon(広瀬)


このブルカミアは土を焼き固めて作られた「ソイル」と分類される砂利(底砂)で、濾過能力(水をキレイにする能力)が高いことが大きな特徴です。

他のソイルと大きく異なるのは、その濾過能力の高さから「水換えが1〜2年不要である」という点で、常に水をキレイに保ってくれます。

MEMO
通常であれば水槽立ち上げ(事前準備)後、1週間は熱帯魚を水槽に入れることはできませんが、このブルカミアを使用すれば、その日のうちから熱帯魚の飼育が始められます。

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ただし、これらの効果を最大限に得るためには「底面フィルター」の使用が必要になるので注意してください。

星の砂(貝殻色)

星の砂

【特 徴】
珍しい
キレイ
水質をアルカリ性にする
高い

画像出典:amazon(りゅうか商事)


沖縄でお土産などでも販売されている「星の砂」ですが、正確には砂ではなく小さな生物の殻です。

特段水槽に入れても問題ないので、気に入った方は是非使用してみてください。

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我が家ではヤドカリの飼育に使っており、相性抜群です!


砂利(底砂)の種類と大まかな特徴

特徴とは

そもそも砂利(底砂)とはどういうものなのでしょうか?
その種類は大きく分けて4つありますので、紹介します。

砂利(底砂)の種類

①砂利
②砂
③ソイル(土)
④その他

① 砂利

一粒の大きさが1mm〜2cm程度の石でできた「砂利」は、最もポピュラーな砂利(底砂)の種類の一つです。

大磯砂や麦飯石などが該当し、掃除がしやすい・半永久的に使える・水草育成に向かないなどの特徴が挙げられます。

MEMO
初心者にはこの種類に該当する砂利(底砂)からアクアリウム(熱帯魚飼育)を始めることをおすすめします。

公園の砂場にあるような細かい粒で、サラサラとした肌触りの「砂」は、
ナマズやドジョウなどの底面に生息する生体にとって最適な砂利(底砂)になります。

田砂やガーネットサンド などが該当します。

ソイル(土)

「ソイル」は1粒の大きさが1mm〜5mm程度で、土を焼き固められてできた砂利(底砂)です。

土に栄養を含ませているため水草育成に向いていることが最大のメリットで、デメリットは定期的な交換が必要であるという点です。

難しい水草育成も「ソイル」を使用すれば簡単に育成できるので、水草水槽を作りたいのであれば砂利(底砂)は「ソイル」一択です。

水草一番サンドやブルカミアなどが「ソイル」に該当します。

その他

上記3つに該当しないような特殊な砂利(底砂)は「その他」に該当します。

汚れの吸着や特異な見た目をしてい点などの特徴がありますが、値段が高かったり手入れが必要な場合が多いです。

ベストサンドや星の砂などが該当します。

【まとめ】初心者には大磯砂がおすすめ

まとめ

ここまで13種の砂利(底砂)を紹介しました。

基本的にはどれも初心者向けの扱いやすい砂利(底砂)となっていますが、それでも何を選べば良いかわからないという初心者さんには「大磯砂」をおすすめします。

大磯砂は掃除がしやすく、半永久的に使用でき、見た目や色合いもどんな水槽にも合い使いやすいです。

また、バリスネリアなどの簡単な水草も育成できるので、水草に興味がある方もおすすめできます。

迷っている方は

熱帯魚を主として楽しみたい→大磯砂

水草と熱帯魚両方楽しみたい→ソイル(水草一番サンド)

と考えてしまって問題ないです。

特におすすめの底砂商品

大磯砂は上記で紹介した底砂の他にこちらもおすすめです。
粒も小さいので、水草も植えやすいです。


上記で紹介した金魚の砂利です。
30cm水槽で一袋が目安です。


上記で紹介した田砂です。
非常に人気な商品で、売り切れる場合もあります。


深みのある赤色が美しい底砂です。
粒も細かいので、底面に住む魚が喜びます。


上記でご紹介した、水をキレイにしてくれる底砂です。


ソイルに迷っている方は、扱いやすいこのソイルから初めてみると良いでしょう。


今回はいじょう!

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