こんにちは、元熱帯魚ショップ店員のたまおです。
今回はおすすめの水槽用ヒーターについて解説していきます。
- おすすめのヒーター
- ヒーターごとの値段や大きさなどの特徴
- ヒーターの種類と概要
- ヒーターの安全性
- ヒーターの交換時期・長持ちさせるコツ
- 熱帯魚の適正温度について
記事内に楽天・Amazonなどの商品プロモーションを含む場合があります。
【はじめに】日本で熱帯魚を飼育するにはヒーターは必須!
水槽用のヒーターは日本で熱帯魚を飼育する上で必須となる機材で、基本的にはどんな水槽にも入れなければいけません。
そのためヒーターはアクアリウムメーカーから様々な種類が発売されていますが、初心者の方からすると種類が多すぎてどれを選べば良いのかわかりませんよね。
この記事では初心者の方向けにおすすめのヒーターをわかりやすく紹介しておりますので、是非最後までご覧ください。
水槽に入れないタイプのヒーターもあるので、ぜひ検討してみてください!
おすすめのヒーター12選
おすすめのヒーター
ヒーターには温度を調整できる「サーモスタット付きヒーター」と一定の温度しか保てない「オートヒーター」の2種類があります!(詳しくは後ほど説明)
エヴァリス プリセット オートヒーター
GEX AQUA HEATER オートヒーター【迷ったらコレ】
GEX AQUA HEATER セーフカバーナビパック
GEX AQUA HEATER NEW セーフカバー ヒートナビ
GEX AQUA HEATER スタンディ
「GEX AQUA HEATER オートヒーター」と異なり、空焚きしてしまうと再使用ができなくなるので、水換え時などに注意!
テトラ (Tetra) ミニヒーター
ニッソー プロテクトプラス
Hygger 石英防爆ガラス 水中用ミニヒーター
Kaiyopop 小型水槽 ヒーター
Quaford インラインヒーター
みどり商会 ピタリ適温プラス
温度が変化しやすいので、水温を毎日確認しましょう。
温度調整できる商品もあります。⇨ 水作 アクアパネルヒーター12W
ゼンスイ TEGARU2
ヒーターには温度調整が可能なものと不可能なものの2種類ある
ヒーターとは水温を熱帯魚に適した温度に調整してくれる器具で、温度固定式と温度調整式の2種類に分けられます。
温度固定式ヒーターはコンセントに刺すだけで使用でき、26℃前後に水温を自動に保ってくれる扱いが簡単なヒーターです。
温度調整式ヒーターは名前の通り、任意の温度に設定する機能を持つヒーターで「一体型」と「分離型」のさらに2種類に分けることができます。
【一体型】
「一体型」の温度調整式ヒーターはコンセントに刺し、ダイヤルで任意の温度に設定するだけで水を暖めてくれるヒーターでこちらも取り扱いが簡単です。
【分離型】
「分離型」の温度調整式ヒーターはヒーター本体と「サーモスタット」という温度調整をしてくれる機器が別々になっているヒーターを指し、それぞれの機器を接続し使用します。
機器が別々になっていることから、ヒーターとサーモスタットを別々に買い揃える必要がありますが、故障しにくい・大型水槽に向いているといった利点があります。
「分離型」の温度調整式ヒーターは故障した箇所だけ交換ができるので、長期的な目で見ればコストパフォーマンスは高いです!
ヒーターの安全性について
ヒーターは水を温めるため、本体が高温になることから安全性が気になるところです。
基本的に2023年現在発売されているヒーターはどれも安全性能はしっかりしており、口コミが無いような怪しいメーカーや中古のヒーターを購入しない限り十分安全です。
ヒーターごとに安全機能は異なりますが、基本的な安全機能はどのメーカーも同様です。
ただし、念のためヒーターを購入する際は「SPマーク」がついたものかどうかを確認するようにするとより安心することができます。
ヒーターが原因の火災が過去に起きていることから、安全機能は各メーカー非常に重視しています。
ヒーターの交換時期について
ヒーターの交換目安時期は1年程度と言われており、メーカーの説明書にもその記載があります。
ヒーターが故障してしまうと熱帯魚の命が奪われてしまう可能性があることから、1年に一度はヒーターを交換するのが好ましいです。
大幅に水温が下がり始める11月頃にはヒーターの交換をしておき、動作確認をしておきましょう。
個人的な意見ですが、一昔前よりヒーターの寿命が伸びていると感じているため、私は1年半〜2年に一度ヒーターを交換しています。
ただし、いつ壊れても良いようにスペアを用意しております。
熱帯魚の適正温度は? ⇨ 25〜28℃
熱帯魚を飼育するための適正温度は25〜28℃です。
これは熱帯魚の棲んでいる地域(南米や東南アジアなど)が暖かいため、このような温度になっています。
これ以外の温度になってしまうと熱帯魚は死んでしまいますので、日本では夏と冬それぞれ注意が必要になります。
【夏】⇨ 真夏時に水温が30℃を超えてしまう場合は、水槽用クーラーや扇風機などを用いて水温を下げてあげましょう。
【冬】⇨ 地域にもよりますが水温が15℃前後となってしまうため、必ずヒーターなどで温度を上げるようにしましょう。
日本に元々棲んでいる、メダカやドジョウ、タナゴであれば5〜30℃の範囲でも飼育できるので、特段注意を払う必要はありません。
【まとめ】適合水量がワンランク上のヒーターを買うと寿命が長持ち
今回はおすすめのヒーターを紹介しましたが、基本的にどのヒーターも「消耗品」となり、定期的な交換が必要となります。
ヒーターを購入した後は説明書の交換時期の記載箇所を読み、次の交換時期をメモしておくのがおすすめです。
また、ヒーターの交換時期や寿命を伸ばしたい方は「適合水量がワンランク上のヒーターを買う」のがおすすめです。
こうすることでヒーターの稼働時間を抑え、ヒーターの消耗を減らすことができます。
例えば40ℓの水槽に60ℓ水槽用のヒーターを使用するなど、適合水量より余裕のあるヒーターがおすすめです。
【おまけ】水温計もセットで買おう(おすすめの商品も紹介)
水温計があることでヒーターが正常に作動しているかを確認することができるので、ヒーターと合わせて水温計も購入しましょう。
水温計はどの商品も大きな差がないので、色やデザインからお好きなものを選べば問題ありません。
最近では100円ショップにも売っているので、そちらで構いません。