こんにちは、元熱帯魚ショップ店員のたまおです。
今回はヒーターなしでも飼育できる熱帯魚について紹介します。
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【はじめに】基本的に熱帯魚にはヒーターが必須!
熱帯魚は名前の通り、熱帯や亜熱帯などの暖かい地域に生息し、寒い地域では死んでしまいます。
そのため日本では寒い冬を乗り越えられないことから、基本的にはヒーターがないと熱帯魚は飼育できません。
しかし、ヒーターは水槽内で目立つことや、導入に2,000円以上かかること等から、なるべく使用したくない人も多いです。
そんな「熱帯魚を飼いたいけどヒーター入れたくない!」という人向けにヒーターなしでも飼える熱帯魚を12種紹介致しますので、ぜひ最後まで御覧ください。
私が実際に飼育した熱帯魚をご紹介します!
【確認してね】飼育条件や注意事項について
ヒーターなしでも飼える熱帯魚12種
まずは結論から。
- ベタ
- クーリーローチ
- グッピー
- コリドラス
- アカヒレ
- プラティ
- モーリー
- ゼブラダニオ
- アラバマレインボー
- オトシンクルス・ネグロ
- パラダイスフィッシュ
- チャイナバタフライ
次の章より、それぞれの熱帯魚の特徴について説明していきます!
ベタ
ベタはタイが原産国の熱帯魚で、美しい大きなヒレが最大の特徴です。
気性が荒く、オスの場合は単独飼育(1匹での飼育)が原則ですが、迫力があるため物足りなさを感じさせません。
そんなベタですが、体が丈夫で水温の変化や水質悪化に強いため飼育が容易で、ベテランから初心者まで幅広く人気があり、一時期はプチブームにもなりました。
我が家では水温が12度を下回る日が数週間続きましたが、元気に過ごしてくれました。。
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・【初心者向け!】ベタの飼い方と混泳できる熱帯魚は?
クーリーローチ
クーリーローチは東南アジア原産のドジョウの仲間で、丈夫で水質悪化に強く、綺麗な縞模様が特徴です。
臆病な性格なため、底砂(砂利)の中や岩の下で過ごし、なかなか顔を見せることはありません。
そのため鑑賞目的で導入するよりも、食べ残しを処理する目的で導入する人も多いです。
我が家ではすでに3回冬を乗り越えております。(最低水温13度)。
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グッピー
熱帯魚といえばグッピーと想像する人も多いでしょう。
グッピーは非常に人気で日本でも昔から品種改良がされており、その過程で徐々に日本の環境に順応しているとされています。
その影響か、それほど暖かくない日本の河川で野生のグッピーが目撃されるようになっています。
非常に丈夫で繁殖力も高く、様々な模様が楽しめるため、まさに王道の熱帯魚と言えるでしょう。
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コリドラス(2種のみ)
コリドラスは南米が原産のナマズの熱帯魚で、その独特な見た目から根強い人気を誇る人気の熱帯魚です。
種類も160種以上と多く、好きな種類を探し出す楽しみもあります。
そんなコリドラスの中でもヒーターなしで飼育できるのが、「コリドラス・パレアタス」と「コリドラス・アエネウス」になります。
この2種はコリドラスの入門種とされ、丈夫で病気にもなりにくく、初心者におすすめです。
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アカヒレ
アカヒレは中国原産のコイ科の「温帯魚」で、正確には熱帯魚ではありません。(美しいので熱帯魚と紹介されています。)
そのため低温に強く、ヒーターなし飼育できる熱帯魚として常に紹介されています。
水質悪化に強く繁殖も狙えるため、入門におすすめな熱帯魚です。
品種改良も盛んで、ヒレの長い「ロングフィンアカヒレ」や、白っぽい見た目の「ゴールデンアカヒレ 」なども販売されています。
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プラティ
プラティはメキシコ原産のカダヤシ目の熱帯魚です。
プラティの属するカダヤシ目の熱帯魚は比較的低温に強く、非常に丈夫で繁殖も容易です。
そのためグッピー同様に、それほど暖かくない日本の河川で野生のプラティが目撃されるようになっています。
ミッキーの柄や人工的にハートマークを施された種類もおり、他の熱帯魚とは違った模様で楽しませてくれます。
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モーリー&バルーンモーリー
モーリー はメキシコ原産のカダヤシ目の熱帯魚です。モーリーの属するカダヤシ目の熱帯魚は比較的低温に強く、非常に丈夫で繁殖も容易です。
そのためグッピーやプラティと同様に、それほど暖かくない日本の河川で野生のモーリーが目撃されるようになっています。
モーリーは苔や油膜を食べてくれるということで、水槽のお掃除屋さんとしても活躍が見込めます。
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ゼブラダニオ
ゼブラダニオはインド原産のコイ科の熱帯魚で、横に伸びる縞模様が美しいです。
水槽内では活発に動き回るので、なるべく横に広い水槽で飼育した方が見応えがあります。
アカヒレ同様コイ科であるため、水質悪化に強く繁殖も狙えるため、飼育しやすい熱帯魚です
我が家では2回冬を乗り越えています。(最低水温13度)
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アラバマレインボー
アラバマレインボーはアメリカ原産のコイ科の「温帯魚」で、正確には熱帯魚ではありません。(美しいので熱帯魚と紹介されています。)
そのため低温に強く、ヒーターなし飼育できる熱帯魚として紹介されています。
体長が6〜7cm程度で活発に動き回るのため、なるべく横に広い水槽で飼育した方がいいでしょう。
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オトシンクルス・ネグロ
オトシンクルス・ネグロはブラジル原産のナマズに仲間の熱帯魚で、吸盤状の口を持ち、水槽のガラス面等にピタッと張り付いて生活しています。
苔とり用の熱帯魚としては定番の熱帯魚で、その愛くるしい姿から人気があります。
ただし、オトシンクルス・ネグロをメインで飼育する人は少なく、あくまで脇役として飼育する人がほとんどです。
また、通常種である「オトシンクルス」よりも丈夫で飼育が簡単なため、初心者にもおすすめの熱帯魚です。
コケ取り用として導入する場合は30cm水槽なら1〜2匹、45cm水槽なら2〜3匹、60cm水槽なら3匹〜の数を目安にしてください。
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パラダイスフィッシュ
パラダイスフィッシュは東南アジア周辺に生息する熱帯魚で、日本では沖縄にも生息しています。
オレンジと水色の美しい縞模様が特徴的である他、体高があるため迫力のある熱帯魚です。
「ラビリンス器官」と呼ばれる特殊な呼吸器官により水面から直接酸素を取り込むことができ、酸欠にも強いのが特徴です。
【泳いでる姿を動画で確認!】
チャイナバタフライ
チャイナバタフライは中国原産のコイ仲間で、エイのような可愛らしく特徴的な見た目から飼い主を楽しませてくれます。
流木・岩・ガラス面に張り付いて、付着しているコケを食べてくれることから、コケ取り生体としても導入されることもあります。
生体ごとに模様も異なるので気に入った個体を探す楽しさもあります。
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ヒーターなしで飼育する際の注意点
以下の注意事項を守ればヒーターなしで飼育しやすくなりますので、お試しください。
- 温かい時期からじっくり育てた熱帯魚にする(体力づくりのため)
- 室内の温度変化が激しくない場所で飼育する
- 冬季は与えるエサを少なくする
- 浮草を浮かべる
【まとめ】初心者向けの熱帯魚は丈夫なのでヒーターなしでも飼育できる可能性がある
以上、12種の熱帯魚をご紹介しましたが、初心者向けであることが共通の特徴です。
初心者向け=丈夫であるので、低温に耐えられる熱帯魚が多いのです。
そのため初めに記載した通り、ヒーターを取り付けての飼育を強く推奨します。
日本原産の魚ならヒーターなしでも問ありません。
特にタナゴなどは熱帯魚に劣らず綺麗です!
今回はいじょう。
とても参考になりました、ありがとうございます。60センチ金魚水槽に凶暴メスグッピー1匹と
ワイルドベタ&白いベタ♂♀不明が1匹ずついます。凶暴につき見放されてうちの水槽にきたのですが不思議と普通に泳いでいるので不思議でした
(笑)。アカヒレ、プラティ、ゼフラダニオ、アラバラレインボーなど入れてみたくなりました。
夏は最高28℃、冬は最低15℃の室内水槽です。