こんにちは、元熱帯魚ショップ店員のたまおです。
今回は初心者向けに投げ込みフィルターのメリット・デメリットやおすすめの商品について紹介します。
- 投げ込みフィルターの特徴(金額や使い方など)
- 投げ込みフィルターの使用に適した水槽サイズ
- 投げ込みフィルターのメリット&デメリット
- 投げ込みフィルターの掃除方法
- おすすめの投げ込みフィルター
記事内に楽天・Amazonなどの商品プロモーションを含む場合があります。
【はじめに】投げ込みフィルターは有名で使いやすい!
水槽に設置するフィルターの中で最も有名なフィルターといえば「投げ込みフィルター」です。
熱帯魚に詳しくない人でも、「ぶくぶく」と聞けばこのフィルターを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
そんな投げ込みフィルターですが、そのお手軽さから熱帯魚飼育の初心者からベテランまで非常に人気なフィルターとなっております。
この記事では、そんな投げ込みフィルターのメリット・デメリットと使い方について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
見た目はダサいけど非常に使い勝手のいいフィルターです!
投げ込みフィルターとは? → 簡単に使えて人気なフィルター
投げ込みフィルターとは、名前の通り水槽内に投げ込むように簡単に設置・使用できるフィルターです。
エアーポンプから供給される空気の力で水流を起こし、その力でフィルターに水を通すことで濾過を行い水をキレイにします。
濾過能力は高くないものの、安価であることや取り扱いが容易であることから投げ込みフィルターは昔から人気なフィルターです。
ホームセンターやスーパーのペットコーナーでも取り扱いがあるので、非常に入手しやすいのもポイント!
投げ込みフィルターのメリット・デメリット
メリット
- 安い
- 小型水槽でも設置可能
- 取り付けが簡単
- メンテナンスが簡単
- 複数設置しやすい
デメリット
- 見た目が悪い(目立つ)
- 濾過能力が低い
- 単体では使えない
それでは詳しく解説していきます!
【メリット】
投げ込み式フィルター本体は非常に安価です。
金額は300円〜2,000円程度で大きいものほど値段は高くなります。
投げ込み式フィルターは小型のものが多く、水流の発生も緩やかなので、小型水槽への設置に向いています。(強い水流は熱帯魚のストレスとなります)
名前の通り水槽内に投げ込むだけで使えるという特徴があります。
厳密にはエアチューブを取り付けて水槽に入れることになりますが、詳細は後ほど使い方と一緒に説明します。
投げ込み式フィルターは水槽内からフィルターを取り出し、中身を洗浄するだけでメンテナンスを済ますことができるので、非常に楽チンです。
空気を送る装置(エアーポンプ)に複数チューブを取り付けることにより、同時に複数のフィルターを稼働させることができるので、簡単に複数の水槽で濾過を行うことができます。
初心者の方にピッタリなメリットが多いです!
【デメリット】
フィルター内のろ材(水を綺麗にするマット)の色や、その独特の形から設置すると、水槽内で非常に目立つ存在となります。特に小型水槽では顕著です。
フィルターの大きさと濾過能力は比例します。投げ込み式フィルターは小さいものが多いため、濾過能力は非常に低いです。
空気を送るエアポンプと空気を通すエアチューブが別途必要となりますので、本体のみでは使えません。
別途これらの機材を揃える必要があるため、意外と費用がかかる場合があります。
他のフィルターと比べるとでメリットが少ないですね。
投げ込みフィルターの使用に適した水槽サイズは?
投げ込みフィルターはその濾過能力の低さから、大きな水槽での使用はおすすめできません。(60cm以上の水槽)
逆にそのコンパクトさから小型水槽での利用に向いており、特に30cm水槽では多く利用されています。
小型水槽名称 | 一般的なサイズ(cm) | 水量(ℓ) |
20cm水槽 | 幅20×奥行20×高さ20 | 8ℓ |
25cmキューブ水槽 | 幅25×奥行25×高さ25 | 15.6ℓ |
30cm水槽 | 幅30×奥行20×高さ25 | 15ℓ |
30cmワイド水槽 | 幅30×奥行24×高さ24 | 17.3ℓ |
30cmキューブ水槽 | 幅30×奥行30×高さ30 | 27ℓ |
この表よりも大きい水槽ではサブフィルターとして利用するのがおすすめ!
投げ込みフィルターの使い方は?
投げ込みフィルターは単体では使えません。
フィルター本体とは別に、空気を送る「エアーポンプ」と空気を通す「エアチューブ」が必要になります。
投げ込みフィルター本体を水槽内に設置し、これらを繋げ電源を入れることで使用できます。
1つのエアーポンプに複数の投げ込みフィルターを繋げることができるので、複数の水槽に使用する場合は最も費用を抑えることができます!
投げ込みフィルターの金額は?
投げ込み式フィルターは単体では500円から購入できます。
投げ込み式フィルターは単体では使用できないので、その他に必要になる「エアーポンプ」と「エアチューブ」をセットで購入した場合は、1,300円〜3,000円程度の金額なります。
【内訳】
- 投げ込み式フィルター 500円〜
- エアチューブ 100円〜
- エアーポンプ 700円〜
投げ込みフィルターの掃除頻度と方法
掃除頻度
以下に一つでも該当した時は掃除をしましょう!
- 3ヶ月に1回
- フィルター内のマットが汚れた時
- エアー(泡)が出なくなった時
掃除方法
参考に動画を貼り付けておきますのでご覧ください。
サンマーマンさんの動画です。
買い替え時期
以下に一つでも該当した時は買い替えましょう!
- 購入後1年半が経過
- フィルター中のマットがドロドロになった時
- 掃除してもエアー(泡)の出る量が少なくなった時
おすすめの投げ込み式フィルター
ロカボーイシリーズは、投げ込み式フィルターの中で一番安いです。
投げ込み式フィルターの性能はどれも大差ないので、安いものをおすすめします。
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【楽天】GEX ロカボーイS バクテリアパワー
水作エイトは、投げ込み式フィルターの中一番知名度があり、昔から使われている商品です。
投げ込み式フィルターの中では濾過能力に定評があります。
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【楽天】本体 水作エイトS
ろかドームは、投げ込み式フィルターのは他の投げ込み式フィルターよりもすっきりとした見た目のフィルターです。
見た目を重視したお方におすすめです。
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【まとめ】外掛けフィルターの方がおすすめ
投げ込みフィルターは手軽に設置できることが最大のメリットとなります。
気軽に熱帯魚の飼育をしたい方や、今まで熱帯魚を一度も飼育したことがない超初心者はこのフィルターは一つの選択肢となります。
ちなみに私は投げ込みフィルターをサブのフィルターとして利用してます。
他のフィルターと併用することで、お互いの欠点を補うことができるので、おすすめです!
今回はいじょう!