【最強はどのフィルター?】熱帯魚飼育で重要なフィルターの種類やその特徴について初心者向けに解説!

フィルターの種類やその特徴について解説

たまお
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こんにちは、元熱帯魚ショップ店員のたまおです。
今回は熱帯魚飼育に必要なフィルターの種類とその特徴についてお話しします。

この記事でわかること
  • フィルターの種類
  • 9種のフィルターのメリット・デメリット
  • 初心者におすすめのフィルター
  • 濾過能力だけなら底面フィルター・外部フィルター・オーバーフローフィルターが最強であること

記事内に楽天・Amazonなどの商品プロモーションを含む場合があります


【はじめに】フィルター選びは非常に重要!

熱帯魚を飼育するために最も重要なアイテムをご存知ですか?

それはフィルターです。


フィルターは水槽の水を浄化するだけでなく、エアレーション(酸素の供給)や水流を作る効果があり、熱帯魚を長生きさせるための必須アイテムとなります。


フィルターは熱帯魚を飼育する上で重要なアイテムですので、種類や特徴について知っておきましょう。

たまお

それでは解説していきます!


【全部で9種!】フィルターの種類

  • 投げ込み式フィルター
  • 水中フィルター
  • スポンジフィルター
  • 底面フィルター
  • 外掛け式フィルター
  • 流動フィルター
  • 上部フィルター
  • 外部フィルター
  • オーバーフローフィルター

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他にもフィルターの種類はありますが、メジャーな9種を紹介します!


投げ込みフィルター

水作フィルター
画像出典:Suisaku

【メリット】

  • 安い
  • 小型水槽でも設置可能
  • 取り付けが簡単


【デメリット】

  • 見た目が悪い
  • 濾過能力が低い
  • 単体では使えない

投げ込みフィルターは最も手軽に設置できるフィルターで、非常に扱いやすく、安価なのが特徴です。


今まで熱帯魚を一度も飼育したことがない超初心者や手軽に飼育したい人はこのフィルターを選ぶといいでしょう。

注意
投げ込みフィルター本体だけでは使用できず、他にエアチューブやエアポンプが必要になるので、使用する際は注意してください。

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さらに詳しい内容はこちらの記事をご覧ください↓

投げ込みフィルターを動画で確認!


水中フィルター

水中フィルター
画像出典:GEX

【メリット】

  • 水草水槽に最適
  • 目立たないものが多い
  • 掃除が簡単


【デメリット】

  • 濾過能力が低い
  • 小型水槽だと水流が強すぎる
  • こまめなメンテナンスが必要

水中フィルターは水槽内で目立ちにくいものが多いです。


水槽内で機材が目立つと景観が損なわれますので、景観を重視する水槽での使用におすすめです。


詳しいことは別記事で紹介します。

注意
安価で使いやすいですが、こまめなメンテナンスが必要なので初心者にはおすすめしません。

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さらに詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

水中フィルターを動画で確認!


スポンジフィルター

スポンジフィルター
画像出典:テトラ

【メリット】

  • 値段が安い
  • 小型水槽でも設置可能
  • 水流が緩やか


【デメリット】

  • 見栄えが悪い
  • こまめなメンテナンスが必要
  • 単体では使えない

スポンジフィルターは名前の通りスポンジで濾過をして水を綺麗に保ちます。


サイズの割には濾過能力は高いですが、スポンジが大きく水槽内の景観を損ねるので、景観を重視する水槽での使用はおすすめしません。

MEMO
稚魚の育成用の水槽や、熱帯魚が病気になった時の治療水槽や隔離水槽への使用におすすめです。

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さらに詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

スポンジフィルターを動画で確認!


底面フィルター

底面フィルター
画像出典:GEX

【メリット】

  • 水槽内で目立たない
  • 濾過能力が高い
  • 水流が緩やか


【デメリット】

  • 設置後のメンテナンスが大変
  • 底砂(砂利)を敷く必要がある
  • 単体では使えない

底面フィルターはコストが安く、濾過能力が高いことが大きなメリットです。
そのため、多くの熱帯魚屋(アクアショップ)で使用されています。


底砂の下にフィルターを置く関係で、一度設置すると取り外しが面倒であり、メンテナンスが手間であることがデメリットとなります。
設置する際は注意しましょう。

たまお

さらに詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

底面フィルターを動画で確認!


外掛け式フィルター

外掛けフィルター
画像出典:GEX

【メリット】

  • メンテナンスが楽
  • 酸素供給量が多い
  • 種類が豊富


【デメリット】

  • 水草メインの水槽には向かない
  • 濾過材の交換費用がかかる
  • 水の音が気になる

外掛けフィルターは安価で取り付けやメンテナンスも簡単なため、手軽に熱帯魚を飼育したい方におすすめします。


メーカーごとに様々な種類が販売されているため、自分の好みにあったデザインのものを見つけられることもメリットです。


酸素供給量が多いことや、濾過材を追加することができるため、濾過能力も意外と高いです。


初心者には外掛けフィルターをおすすめします。

たまお

さらに詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

外掛け式フィルターを動画で確認!


流動フィルター

流動フィルター
画像出典:チャーム

【メリット】

  • 濾過能力が高い
  • メンテナンスの手間が少ない


【デメリット】

  • 値段が高い
  • 濾過材が動くので気になる(人による)
  • 種類が少ない

比較的新しい濾過方式のフィルターで、下水処理施設に使われるほど濾過能力が高いことが特徴です。


販売されている種類が少なく、すぐに壊れるなどトラブルが多いため、初心者は手を出さない方が無難です。


もし使いたいのであれば自作もできるので、自作をおすすめします。

流動フィルターを動画で確認!


上部フィルター

上部フィルター
画像出典:Amazon

【メリット】

  • 濾過能力が高い
  • メンテナンスが楽
  • 水槽内がスッキリする


【デメリット】

  • 照明の設置に制限がかかる
  • フレームレス水槽だと設置が不安定
  • 水草メインの水槽には向かない

上部フィルターは濾過能力が高く、メンテナンス性も優れています。
しかし、フチがある水槽に取り付けなければいけないことから、最近では見かけることが少なくなりました


45cm〜90cmの水槽を使うのであれば、上部フィルターをおすすめします。

たまお

さらに詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

上部フィルターを動画で確認!


外部フィルター

テトラ外部フィルター
画像出典:テトラ

【メリット】

  • 水草メインの水槽に最適
  • 濾過能力が高い
  • 静音性が高い(静か)


【デメリット】

  • 価格が高い
  • メンテナンスが面倒
  • 設置場所の確保が必要

外部フィルターは濾過能力・静音性が高いのが特徴です。


また、二酸化炭素を逃しにくいという特徴から、水草メインの水槽であれば最も優れた選択肢となります。

MEMO
フィルターの構造上、水槽の下に置く必要があるので、水槽台を用意するなど設置場所の確保が必要になります。

たまお

さらに詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

外部フィルターを動画で確認!


オーバーフローフィルター

オーバーフローフィルター
画像出典:チャーム

【メリット】

  • 最強の濾過能力がある
  • 水槽内をすっきりさせることができる
  • メンテナンスが簡単


【デメリット】

  • 最強の費用(値段が高い)
  • 水の落ちる音が大きい(工夫次第)
  • 重量が大きいため、床の補強が必要(場合による)

オーバーフローフィルターとは、熱帯魚を飼育する水槽の下に濾過専用の水槽を設置する形態のフィルターで、最強クラスの濾過能力があることが特徴です。


濾過専用の水槽にヒーターなどの機材やエアレーションを設置することができるので、熱帯魚がいる水槽内の景観が良くなります。


これらの特徴から、水を汚しやすいアロワナなどの大きな熱帯魚を飼育する大型水槽で多く使われていますが、最近では小型のオーバーフロー水槽も出てきており、身近な存在となりつつあります。

オーバーフローフィルターを動画で確認!


【まとめ】初心者はメンテナンスが簡単なフィルターがおすすめ

終わり

初心者の方は上記で紹介したフィルター中のうち、どれを選べば良いのか迷うかと思います。


その際はメンテナンスが簡単な「外掛けフィルター」または「上部フィルター」をおすすめします。


初心者にとってはフィルターのメンテナンスが大きな負担となりますので、この二つのフィルターは非常におすすめです。


その後、ある程度経験や知識が身についてから他のフィルターに手を出してみましょう。



今回はいじょう!

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