たまお
今回は初心者向けに熱帯魚飼育に必要なものを紹介していきます。
もくじ
【はじめに】初心者の疑問

熱帯魚を飼育してみたいけど、何から揃えれば良いのかわからない人は多いのではないでしょうか?
私も初めて熱帯魚を飼育した際はわからないことが多く、沢山調べました。
この記事では「必ず揃えるもの」・「揃えた方がいいもの」・「余裕があれば揃えるもの」の三つに分けて紹介し、それぞれ用品について金額等も合わせて解説していきます。
初心者の方にわかりやすく解説しておりますので、是非最後まで目を通していただけると嬉しいです。
熱帯魚飼育に必要なもの



必ず必要なもの
- 水槽
- 濾過フィルター
- ヒーター
- カルキ抜き
- エサ
上記の6個は必須なので必ずお金がかかると考えてください。
揃えた方がいいもの
- 水草
- 照明
- 水槽マット
- 水槽台
- 底砂
- 水温計
- バケツ
- 水換えホース・チューブ
- 熱帯魚をすくう網
- 電源タップ
余裕があれば揃えるもの
- レイアウト用品
- ハサミ
- 掃除道具
- 水質調査用品
- 掃除道具
- バックスクリーン
- 延長コード
- 一方コック(水合わせ用)
- タオル
- 冷却ファン・クーラー
「必ず必要なもの」5種とその金額



水槽



熱帯魚を飼育する上で一番重要なのがこの水槽で、ガラス水槽・アクリル水槽の2種類があります。
ガラス水槽は安価・経年劣化しにくい・キズが付きにくいというメリットがありますが、重い・割れやすいというデメリットがあります。
アクリル水槽は軽い・割れにくい・透明度が高いというメリットがありますが、高価・キズがつきやすいというデメリットがあります。
【金額】
・60cmガラス水槽・・・・4,000円〜
・60cmアクリル水槽・・・16,000円〜
濾過フィルター



濾過フィルターは水中に酸素を供給し、水をキレイにする機材で水槽と同様に重要な機材の一つです。
濾過フィルターの種類は10種類以上と多く、熱帯魚の種類や水槽の大きさによって適切なものを選びましょう。
【金額】800円〜
ヒーター



熱帯魚は暖かい地域に生息しているため、日本では秋〜冬の時期は寒くて死んでしまいます。
しかし、ヒーターを水中に入れ水を暖かくすることで、日本でも飼育できるようにしてくれます。
温度を調整できるヒーターと調整できない「オートヒーター」がありますが、初心者は「オートヒーター」を選びましょう。
【金額】1,200円〜
カルキ抜き



カルキ抜きとは水道水を熱帯魚の飼育に適した水に造り替えてくれる、薬剤のことです。(人体に害はありません)
水道水には人間が飲んでも大丈夫なように塩素で消毒がされていますが、熱帯魚にはこの塩素が毒となり、命を奪ってしまいます。
そのためカルキ抜きは必須です。
【金額】100円〜(100円ショップにも売ってます)
エサ



当たり前ですが熱帯魚も生き物なのでエサが必要です。
犬や猫のように人間と同じ食べ物を食べることはできないので、専用の餌を必ず購入しましょう。
【金額】100円〜(100円ショップにも売ってます)
揃えた方がいいもの9種



水草



水草は熱帯魚の隠れ家になったり、落ち着かせる特徴があります。
また、水槽をキレイに見せてくれるので、見た目を重視したいのであれば揃えることをおすすめします。
【金額】400円〜
底砂



底砂を敷くと熱帯魚を落ち着かせるだけでなく、砂に潜る姿を見ることができたり、熱帯魚本来の姿を見せてくれます。
また、水草は底砂に根を張って成長するので、水草を育成したいのであれば底砂は必須です。
【金額】300円〜(1kg)
照明



照明は水草を成長させたり、熱帯魚をより美しく見せるだけでなく、熱帯魚の成長を促します。
水草を水槽に入れる場合は必須になります。
【金額】1,200円〜
水槽台



水槽は水を入れるため重量が大きくなり、30cmキューブ水槽では約30キロ、60cm水槽では約80キロになります。
そのため一般的な家具に設置すると重量に耐えられない場合があるので、水槽台を使用しましょう。
30cmキューブ水槽以上のサイズは水槽台を使用することをおすすめします。
【金額】3,000円〜
水槽マット(すべり止め)



水槽マットは水槽の下に敷き使用し、クッションになってくれます。
水槽マットを敷くことで、ヒビ割れ・傷つき・滑り止めの効果があり、水槽の安全性を向上させてくれます。
【金額】300円〜
水温計



水温計は名前の通り水槽内の水の温度を表示してくれます。
ヒーターを使用していれば、温度は自動で調整してくれますが、ヒーターが壊れる場合があります。
そんな時に水温計を設置しておけば、すぐにヒーターの故障に気づくことができます。
【金額】100円〜
バケツ



バケツは日々の水換えや、濾過フィルターなどの掃除に使用します。
水槽周りの濡れた用品を一旦置く際に役立ち、便利です。
【金額】300円〜
水換えホース・チューブ



日々のメンテナンスで水槽の水換えは避けれません。
その水換えを簡単にしてくれる道具が「水換えホース」や「チューブ」です。
特に「水換えホース」は底砂の中の汚れも一緒に吸い取ってくれるので、使用することをおすすめします。
小型水槽ではエアチューブで水換えすると良いかもしれません。
【金額】
・水換えホース 1,000円
・エアチューブ 100円
熱帯魚をすくう網



熱帯魚を水槽に入れたり、メンテナンス時に水槽から取り出したりするのに網なしではなかなか大変です。
魚を安全に取り出す際に必要なので、揃えることをおすすめします。
【金額】100円〜(100円ショップにも売ってます)
余裕があれば揃えるもの10種



レイアウト用品(石・流木など)



石や流木などのレイアウト用品は、水槽に入れることで自然の風景を切り取ったかのような美しい水槽を作ることができます。
初心者の方やレイアウトに迷っている方は最初は「気孔石」を使用することをおすすめします。
【金額】
・石:800円〜(1kg)
・流木:800円〜
ハサミ&ピンセット



ハサミは水草やエアチューブなどを切ったり、様々なところで使用します。
ピンセットは細かい清掃やレイアウトの変更、水草の配置など使用用途が多いです。
セットで売っているので、購入する際はそちらをオススメします。
【金額】100円〜(100円ショップ)
掃除道具



これは水槽のコケや砂利、ホースなどを掃除する道具になります。
具体的に揃える掃除道具は「プロホース 」「メラニンスポンジ」「スポイト」「パイプブラシ」「スクレーパー」などです。
【金額】100円〜(100円ショップ)
水質検査用品



水質検査用品を使用することで、水質が熱帯魚に適しているか否かがわかります。
初心者の頃は熱帯魚が死んでしまうことが少なくありません。
そんな時に水質検査をすることで死因を究明でき、改善・再発防止等の対策が立てられます。
【金額】1,000円〜
バックスクリーン(背景用ポスター)



バックスクリーンがないと水槽の裏側が丸見えで、コードや壁の模様が見えてしまい格好悪いです。
バックスクリーンを水槽に貼ることで、遠近感を出したり、落ち着いた雰囲気を出すことができます。
【金額】200円〜
電源タップ(延長コード)



水槽はフィルターやヒータなどの器具を多く使用するため、コンセントが足りなくなることがあります。
そのためコンセントを最低でも4つ確保するようにしてください。
【金額】100円〜(100円ショップに売ってます)
一方コック&エアチューブ(水合わせ用)



この二つを揃えることで、熱帯魚の水合わせを手間なく、確実に行うことができます。
そのほかにも複数の水槽を稼働させる際の空気の分岐をしてくれるので、熱帯魚や水槽を増やしていきたい方は揃えておきましょう。
【金額】
・一方コック:150円
・エアチューブ:100円(100円ショップにも売ってます)
タオル



水槽の周りは作業をしていると、知らず知らずのうちに水が飛び散ってしまうため、拭きあげるためにタオルが必要です。
タオルでなくともキッチンペーパーなどでもいですが、ティッシュはやめておきましょう。
【金額】100円(100円ショップのタオルでもOK)
冷却ファン(扇風機でもOK)



「冷却ファン」とは水槽専用の扇風機のことで、水が蒸発する時の「気化熱」で水温を下げてくれます。
日本の夏では水温が30℃を超えることがあり、熱帯魚の命が危険にさらされます。
そんな時はこの「冷却ファン」を使用し、水温を下げてあげましょう。
【金額】2,000円〜
水槽周りの機材は通販で揃えよう



上記で様々な必要なアイテムを紹介してきましたが、これらはどこで購入すればいいのでしょうか。
熱帯魚ショップやホームセンターのペットコーナーでも購入可能ですが、値段が高かったり、品揃えが悪いことが多いのでオススメしません。
細々としたアイテムが多い熱帯魚飼育においては、品揃えの豊富な「楽天」や「Amazon」などのネット通販で水槽用品を購入することをオススメします。
【まとめ】機材が多くて難しそう→想像の何倍も簡単です。



熱帯魚飼育に必要なアイテムを紹介してきましたが、聞いたことのない機材が出て困惑した人もいるのではないでしょうか。
そして「熱帯魚飼育はなんか難しそう」と思った人も多いと思います。
確かにそろえる機材等は多いですが、一部を除き比較的安価で、誰でも扱えるように簡単に・シンプルに作られておりますので、安心して手を出してみてください。
熱帯魚飼育は最初の準備が終われば、簡単に継続できます。
【おまけ】初心者におすすめの水槽セット
いじょう。