こんにちは、元熱帯魚ショップ店員のたまおです。
今回は水中フィルターの特徴と使い方について紹介します。
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【はじめに】水中フィルターとは?
水中フィルターは名前の通り、水中に沈めて使用するフィルターで、水槽に吸盤でくっつけて使用したり、水槽に直接置いて使用します。
濾過能力が低いので、サブフィルターとして使用する人が多いフィルターとなっていますが、小型水槽であればメインフィルターとして十分事足りる濾過能力を発揮してくれます。
アクアテラリウムで使用される頻度も高いので、様々な場面で活躍できる応用が効くフィルターです。
水中フィルターのメリット・デメリット
メリット
- 安い
- 取り付け・組み立てが簡単
- 掃除が簡単
- 水槽内で目立ちにくい
- 静音性が高い(静か)
- 水草水槽に向いている
デメリット
- 濾過能力が低い
- 小型水槽だと水流が大きい
- こまめな掃除が必要
次の章ではそれぞれメリット・デメリットについて解説していきます!
水中フィルターの6個のメリット
水中フィルター本体は非常に安価です。
金額は800円〜2,000円程度で大きいものほど値段は高くなります。
名前の通り水槽内に入れるだけで使えるという特徴があります。
厳密には水槽に吸盤でくっつけたり、水槽に直接置いて使用します。
水中フィルターは水槽内からフィルターを取り出し、中身を洗浄するだけでメンテナンスを済ますことができるので、非常に掃除が簡単です。
ただし、すぐにフィルターが汚れるので掃除頻度は多くなります。
水中フィルターはコンパクトかつ水槽の隅に設置するため、水槽内で目立たず、美しさを重視する水槽を作りたい方にはおすすめです。
大きさは高さ15cm・幅8cm程度のものが多いです。
水中フィルターはモーターが水中にあるため音が伝わりづらく、静音性が高いです。
寝室や書斎などの静かに過ごしたい場所に水槽を設置するのであれば、水中フィルターはおすすめです。
水中フィルターは二酸化炭素を逃しにくい構造の製品が多いため、二酸化炭素が必要な水草水槽での使用に向いています。
ただし、濾過能力が低いので水草水槽でも多くの熱帯魚を飼育する場合はおすすめしません。
3個のメリット
水中フィルターはそのコンパクトの故、ろ材(水を綺麗にする道具)を入れるスペースが少ないです。
濾過能力はこのろ材が入る量に比例しますので、水中フィルターは濾過能力が低いと言えます。
水中フィルターは排水量が多いため、小型水槽だと水流が強すぎる場合があります。
水流を抑えたい場合は、水量調節機能があるものを選ぶことや、排水口の向きなどの工夫が必要です。
多くの水を吸い込むため、すぐにフィルター内にゴミが溜まり、水流が弱くなりやすいです。そのため、こまめな掃除が必要になります。
また、金魚や中型以上の熱帯魚は水を汚すため、余計にゴミが溜まりやすいので、このフィルターの設置はおすすめしません。
水中フィルターの使い方
水中フィルターは水槽内に水槽に吸盤でくっつけたり、水槽に直接置いて使用します。
設置後はコンセントを挿すだけですぐに使うことができるので、事前準備に時間がかからないので楽チンです。
水中フィルターの金額
水中フィルターは800円〜2,000円から購入でき、大きくなるほど金額が高くなります。
フィルター単体だけで利用できるので、費用を最も抑えることができるフィルターになります。
フィルターの掃除頻度と方法と交換時期について
【掃除頻度】
以下に一つでも該当した時は掃除をしましょう!
- 1ヶ月に1回
- フィルター内のろ材が汚れた時
- 水流が弱くなった時
【掃除方法】
(飼育水またはカルキを抜いた水を使用)
参考に動画を貼り付けておきますのでご覧ください。
あらたまchさんの動画です。
【買い替え時期】
以下に一つでも該当した時は買い替えましょう!
- 買い替えは2年が目安
- フィルター中のろ材が洗っても綺麗にならない時
- 掃除をしても水流が弱い時
おすすめの水中フィルター(全部GEX)
イーロカシリーズは耐久性が高く、私も既に3年間使用していますが、特段問題なく使えています。
横にしても使用できるので、水深が浅い水槽やアクアテラリウムなどでも使用することができる貴重なフィルターです。
価格も安価なので手が出しやすいのも嬉しいポイントです。
「サイレント」の名前の通り非常に静かで、デザイン性も高い水中フィルターです。
他のフィルターと異なりおしゃれでスッキリとした見た目をしていることや、水槽の角に合った形状をしていることから水槽の角に設置することで目立たない・気にならないといった特徴があります。
ただし、水槽の角に設置するように設計されているので、設置場所が限られてしまうといった短所もあります。
静音性・デザイン性を重視する人におすすめのフィルターです。
この商品は比較的最近発売された水中フィルターで、非常に簡単に行える水換機能と水中フィルターの中では高い濾過能力があるのが特徴です。
フィルター本体が大きいので、小型水槽で使用する場合は目立ってしまうことから、気になる方は水草や流木などで隠してあげるといいでしょう。
水換え作業を楽にしつつ、ある程度の濾過能力が欲しい方におすすめのフィルターです。
【まとめ】はじめて使うフィルターにおすすめ
水中フィルターは上記で挙げたように、安くて使い方がシンプルといった特徴があることから、初めて使用するフィルターに向いています。
その他にもコンパクトで使い方に応用が効くので、水槽内でフィルターを目立たせたくない方にもおすすめできます。
ただし、濾過能力が低いのでなるべく小型水槽で使用することと、水槽の大きさに合わせた数の熱帯魚を飼育することに注意しましょう。
水位が低くても使用できる種類もあるため、アクアテラリウムなどの上級者向けのレイアウト用のフィルターとして使われることも多いです。
今回はいじょう。